2005年02月05日

中華街・春節限定お祝いメニュー(with 細野由華)

今年の2月9日は、中国の旧正月を祝う”春節”にあたる日。日本で言う所の”おせち”のように、縁起の良いものを食べる慣わしがあるそうです。横浜中華街で、料理人の曽兆明(そうちょうめい)さんに案内されながら、中国の春節料理を紹介して行きます。

☆朝陽門の真横にある「北京飯店」へ
「牡蠣ともずくのオイスターソース風味」
商売繁盛でお金が儲かるというダブルで縁起の良い料理。もずくは髪菜(ファーツァイ)と発音し、お金を儲けることを意味する発財(ファーツァイ)と同音で、語呂合わせになっているとのこと。同じように、牡蠣(ハオシー)と、商売繁盛を意味する好市(ハオシー)も語呂合わせ。牡蠣フライにオイスターソースと、もずく等を絡み合わせた餡かけを塗した春節料理です。「こんなに美味しくてお金が貯まるなら嬉しいですね(笑)」と由華ちゃん。

「白身魚と松の実甘酢掛け」
魚(ユイ)は、余裕やゆとりを意味する餘(ユイ)と同音で、”ゆとりのある生活を一年間続けられます様に”という縁起を担いだ、語呂合わせになっています。白身魚をカラッと揚げた天ぷらに、酢やケチャップなどで作った甘酢餡を絡めた料理を頂きました。

由華「これで、ゆとりが貰えるんだったら、いくらでも(笑)」
みき「ねぇ、必死なんだね??」

☆重慶飯店・第一売店
「甜年糕(テンネンカオ)」と呼ばれる、白玉粉や浮き粉を蒸して固めた、日本で言う”おもち”のような食べ物を紹介。これも、糕(カオ)と高(カオ)が同音で語呂合わせになっており、”高い所を目指す”、”向上心”などを意味する春節料理の定番として、中国で食べられているものだそうです。

☆菜香・中華街大通り売店
春節・限定白玉「湯円(トゥンウィン)」
2人とも声をそろえて「トゥンウィン!」と発音を真似てみせます。丸い形を受けて、”家族円満に過ごせますように”という願いを込めて食べる、白くて丸いデザート。大きめの白玉を熱湯で茹で、金木犀(きんもくせい)のジャムを溶かしたお湯を掛けて召し上がります。中には、黒ゴマあんがたっぷり。

由華「黒ゴマあんがサクサクしてますね」
みき「想像してたよりも柔らかくて、逆にゴマあんが白玉を包んでくれる様な感じ」
みき「シロップそのままを飲んだ方が、花(金木犀)の香りが強く感じますね」
兆明「熱くもなければ、冷たくもない中間的な温度が、デザートとしては珍しくない?」

☆善隣門近くの「均元樓」へ
総料理長、山本猛さんにお任せして、オリジナルの春節料理を頂きます。

「髪菜五彩仁(ファーツァイウツァイレン)」
五色の豆類と海老やイカ、もずくを炒めた料理。子宝に恵まれることを意味する”豆”を、種類をふんだんに使い、湯通ししたイカと海老に、茹でた豆を混ぜ、お金が貯まることを意味する”もずく”と炒めて作られます。左手にスプーンを持って、お箸で支えながら食べる3人。

由華「色んな食感がしますね?海老のプリプリ感とか、シャキシャキするものとか」
みき「味付けがお塩とかでシンプルだから、どの味も消えてなくて本当に美味しいです」
兆明「それぞれの食材のハーモニーが、このワンスプーンの中で味わえるでしょう?」
由華「良いですね~、料理も芸術ですね?」

「八宝菜鍋(パァーポーツァイゴォ)」
鶏、豚、アワビなど、約20種類の具財を、30分近く煮た土鍋料理。
色々な具財が入っているのは、”家族がいつまでも寄り添って、平和でありますように”という願いから。まずはアワビに目が行く2人。美味しそう~に、良い表情をして食べていました。

由華「宝探しみたいに、見たこともない様な具財が沢山入ってる」
猛 「色んなものを入れて、家族がうまくいくようにという意味です」

今回は、中国の春節料理に込められた想いを、由来や語呂合わせなどを通じて勉強した2人でした。

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